こんにちは、ももりおです。
今日はちょっと
暗くなっちゃうような話をしたいと思います。
これは私が会社の先輩から聞いた話です。
私が働いている会社は
とある建築系のメーカーです。
働いている従業員の主な職種は
営業や設計、施工管理、積算、業務、事務スタッフがいます。
その中で設計の仕事をしていた
Aさんという人がいました。
設計というお仕事というと
図面ばっか描いているイメージがありますが、
作図以外にも、設計会社やゼネコンと打合せして
どのようにして製品をおさめていくかを決めたり、
現地調査に行ったり、積算指示したり、
社内では営業や施工と打合せしたり、、
まあ、色々やることが
多岐に渡っているんですね。
打合せで変更があったら
その都度図面は描きなおさないといけないんですけど、
図面って結構描くのに時間がかかるんですよ。
そもそも建築や製品の知識がないと描けないし、
お絵描きとは違って間違って描くことは許されないし…。
Aさんがいたころは手描きで描いていたんじゃないかな。
（何十年も前の話です。）
手描きだと描きなおしの度に消しゴムで消す必要あったりで
とても大変そう。汗
そのうち時代が進むと、CADというPCの作図ソフトが導入されて
手描きで作図する時代は終わりました。
紙に図面を描くのではなく、PC上で図面を描けるようになったのです。
元々手描きで描いていた人たちがいきなりPCで作図するようになったのは大変だったろうなと思います。
CADをいち早く使えるようになった人は設計課の中でもできるヤツ扱いになったことでしょう。
CADが導入されたことで、今まで紙の図面でやりとりしていたことがデータ送信だけで可能になりました。
つまり、作図だけであったら家でも仕事ができるようになったんですね。
Aさんはきっとできる設計マンだったのでしょう。
Aさんは考えました。
脱サラして、家で作図を請け負う仕事をすれば、会社に行く必要もないし最高。
そうして脱サラしたAさんは家で1人で作図を請け負う仕事を始めました。
今はもう業界によっては定着しつつある在宅ワークですね。
時はバブル。
Aさんは会社にいる元同僚から仕事をもらい、
報酬もたくさんもらえました。
このままそんな日々が続いていき、
順調に上手くいくものと思っていました。
だけど、時が経つにつれて事情が変わってきました。
導入時には珍しかったCADも、時間が経てば設計者なら誰でも扱える代物に。
会社の製品は年々アップグレードしていきますが、
外部の人間になったＡさんには最新の情報は入ってきません。
気づけばバブルは弾け、仕事の報酬も下がっていました。
他の企業から仕事を請けようにも、今までの仕事で使う知識はマニアックすぎて
他の業界でそのまま通用はしません。
同業他社なら仕事はあるかもしれませんが、ライバル会社から仕事を請け負うのは元々いた会社に知られると
ちょっとマズいでしょうし、
自分で営業にいって能力をアピールして仕事をもらうという面倒くさいことから始めないといけません。
運良く仕事をもらえたとしてもまた1からその会社での実績を積み重ねていかないといけません。
それなら今までのように元いた会社のよく知っている人から仕事をもらったほうが楽ですよね。
そうして、Ａさんは元いた会社に縋りついて仕事をもらい続けていました。
だけど、
仕事を発注してくれる元同僚も時とともに数が減ってきました。
最新知識をアップグレードしていないAさんに依頼される仕事は、
作業量は多いけど単調なものが多くなっていき年齢を重ねるとつらいものがあります。
このまま同じことをし続けていって未来は明るくなるのだろうか…?
この先もずっと一生このまま…?
こんな風に、将来を悲観したのでしょうか。
本当の理由は私には分からないですが、ある日Ａさんは、
自宅で首を吊ってしまったのでした…。
ここで問題です。
Ａさんはせっかく脱サラしたのに、どうして自由になれなかったのでしょうか？
ちょっと考えてみてください。
シンキングタイムスターーート！！
はい、わかりましたでしょうか？？
答えを言いますね。
Aさんが自由になれなかった理由は主に２つあります。
１つ目の理由は、
作図請負という労働しなければ報酬がもらえないビジネスモデルだったこと。
労働しなければお金が稼げないという状態というのは、
自分が働けなくなったらもうそこでおしまいなので、永遠に労働から逃れることはできず、
自由になることはできません。
２つ目の理由は、
他人の会社に依存している状態のビジネスモデルであったことです。
他人の会社に依存している状態のビジネスモデルですと、仕事の報酬も他人に決められてしまうので
大きな金額を稼ぐことは難しいですし、仮に高単価の仕事を受注していたとしても、
毎回その仕事がもらえるかは会社の都合次第になってしまうので
今の仕事がなくなったら次の仕事の保証はない…
なんてことになりかねません。
これではとても自由にはなれませんよね。
「脱サラって怖い、、、」
「Aさんも脱サラしなければよかったのに、、、」
こんなことを思いましたか？
では、脱サラせずにずっと会社にとどまっていれば
Aさんは自由になれたのでしょうか？
答えはNOです。
たとえ、会社員としてずっと働いていても
Aさんは自由にはなれません。
会社員で働くということは、
①稼げるお金は全て労働収入になり、
②他人の会社（社員だったとしても他人の会社です）
に依存している状態
という
先程話した、
自由になれない２つの理由にピッタリ当てはまってしまっているんですよ。
つまり、会社員のままでは永遠に自由になれません。
「じゃあ、一体どうすればいいの！？」
って思いますよね。
答えを言いますね。
自由になりたければ、起業して、自分の商品をお客さんに売るという立場
つまり
ビジネスオーナー
になるしかありません。
自分の商品だったら
自由に値段設定もできるので、
面倒な他人との報酬の交渉を
する必要はありません。
自分がトップに立つことになるので
モラハラ上司に指図されることもありません。
商品は自動で社員が売ってくれるので、自分は何もしてなくても
勝手に売上が上がっている。
という風に
夢のような状態になることができるんです。
「いやいやいや…社員を雇うとか無理なんですけど…」
なんて、思いましたか？
大丈夫です。＾＾
社員を雇わなくても
一度ネット上に「仕組み」を作り上げてしまえば、
勝手に「仕組み」が営業マンのように商品を売ってくれるようになるのです。
しかもこの「仕組み」というのは自分ひとりで作り上げることができるので
いわば自分の分身ですね。
そして、この「仕組み」というのは、
私のような凡人でも知識さえ手に入れてしまえば簡単に作れちゃうんですよ。
凄くないですか?
商品だって、元々何かスキルのある人は
そのスキルを活かした商品を売ればいいし、
もし、何もスキルがないって人は他人の商品を紹介するだけでもいいんですよ。
たぶん、あなたが思っているよりずっと簡単です。
実際に店舗を構えて起業しようとすると、テナントを借りるのに月に数十万円以上はかかってしまいますが、
この「仕組み」を使うビジネスなら、かかるコストはサーバー代などで月に数千円だけです。
これなら仮に失敗したとしても大した痛手にはなりませんよね。
どうでしょうか。
だんだん「仕組み」に興味がでてきましたか？＾＾
今日は暗い話になってしまってすみませんでした。
でも、あなたには知ってほしい
大事なことだったので
お話しました。
あ、
ちなみにＡさんはちゃんと生きてますので、安心してください。＾＾
なんでも、元同僚の人たちが発見して事なきを得たそうで。
今でも同じように会社から仕事をもらって生活しています。
たとえ脱サラしても、人とのつながりって大事ですね。
余談ですが、このAさん以外にも
脱サラして会社から仕事を請け負っている人が何人かいるんですよね。
作図請負専門の人とか
現場実測しかしない人とか…
バリバリ難易度の高い作図してくれる人は会社も重宝しているんですが、
現場実測しかしないおじさんとか
簡単な作図しかできないおじさんとかもいて…
今はまだ会社から仕事をもらっているから働けているけど、
もうすでに年齢もいってるのでもっと年齢を重ねていったときどうするんだろうね…
なんて話が会社内で聞こえてくることがあります…
私もしがない窓際社員なんでいつクビ切られるかも分からないです。
怖い怖い…
やっぱ会社に依存している状態は良くないですね！
はやく独立しなきゃ！！
よし、がんばるぞ！！